娘が不登校になって思うこと

我が家の小学校高学年の娘は、現在不登校です。

とは言っても、全く通学しないわけではなく、学校の保健室で勉強したり、それが嫌な時は、公共の施設で、教頭先生やスクールカウンセラーの先生と勉強したりお話ししたりしています。

大抵は、親の方がなんとか学校に行かせたいと頑張るものなのでしょうが、私は娘が「学校に行く」と言う日が来るまでゆっくり待ちたいと思っています。

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不登校になったきっかけ

私は、不登校が悪いことだとは思っていません。今、話題の環境活動家であるグレタ・トゥーンベリさんも不登校だとか。

有名な金子みすゞさんの詩でも『みんなちがって、みんないい』と詠われていますが、日本はまだまだそれが認められない教育環境である、と子供たちが幼い頃から感じています。

我が家の場合は、娘よりもむしろ息子の方が、幼稚園児の頃から、先生に「変わっているから、ちょっと直した方がいい」などと言われてきました。ですが、今では転校生であることを感じさせないくらい中学になじんで、毎日楽しく通っています。

一方、娘はしっかり者の優等生タイプ。たまには愚痴をこぼしつつも、楽しく学校に通っていました。担任は40代半ばのちょうど同世代のお子さんがいる男性教師で、娘は先生のことが大好きでした。それが残念なことに、進級と同時に転任されてしまったのです。

新しく担任になったのは、20代後半の独身の男性教師。担任になるのは初めてで、やる気満々です。

以前の担任は、児童を叱る時、「〇〇君、あとでちょっと先生のところに来て…」と個別に呼んで、注意していたそうです。

それが、新しい担任になってからは、個人的に何かをやらかした場合でも、みんなの前で叱るようになりました。娘は他人が叱られている場面を見ることが、とても苦手です。その場にいられないほどの恐怖を覚えてしまうのです。

そして、夏休み中に運動会の練習で登校した娘を、さらなる試練が襲います。周りのお友達は去年も経験したフラッグですが、転校生である娘は全くの初めて。やり方が分からなくて周りを見ていたら、先生に怒られてしまったそうです。

それをきっかけに、大人が怖くなり、夏休みが明けても登校できなくなってしまいました。それでも、私が付き添って少しずつ保健室登校できるようになりました。

が、2週間経ったところで「いつまでもお母さんと一緒じゃ、恥ずかしいよ」と無理やり引き離されてしまいます。それをきっかけに、また登校できなくなってしまいました。

もう一度始めから・・・

黒板

学校側が、なるべく早く普通の生活に戻そうとするのも理解できます。でも、もう少しゆっくりと時間をかけて欲しかったと思います。

私から引き離そうと娘を説得する先生に、私の方からも「やっとの思いで登校しているのに、今、無理矢理引き離されたら、本格的に不登校になってしまうと思う。なので、もう少し時間が欲しい。」ということを伝えましたが、その時は理解してもらえませんでした。

その後、先生方も「急ぎ過ぎた」と仰ってくださり、また公共の施設に通えるようになりました。

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普段の生活

ところで、不登校児の生活ってどんなものだと思いますか?

我が家の場合は、私が在宅で仕事をしている部屋で、絵を描いたり、勉強をしたりして、不登校生活を満喫しています。

絵を描くことが大好きなので、色鉛筆で描いたり、ボールペンで描いたり、イラストマーカーで描いたり、時には絵具まで出して絵を描いたりしています。また最近では、iPadで描いた絵の動画編集までできるようになりました。

勉強も、今はオンラインで学習できる優良な教材がたくさんありますよね。それを利用しています。時間に余裕ができたことで、以前から勉強したかった英語にも取り組んでいます。図書館もよく利用します。

今の小学生は、毎日6時間目まで授業がありとても忙しいです。学校に行っている時はできなかったやりたいことを思う存分できて、本人は楽しそうです。

これからのこと

飛んでいる少女

たまに、お友達が遊びに行こうと誘いに来てくれます。友人関係に問題があるわけではないので、喜んで遊びに出かけます。そして最近は、帰ってくると「そろそろ学校に行ってみようかな・・・」と口にするまでになりました。

私自身に不登校の経験はありません。転校生ということで、中学時代は壮絶な虐めを経験しています。ですが、私の場合は家にいる方が辛過ぎて、学校に行くことを選択しました。

不登校は良くない、と考える人もいるでしょうが、不登校は逃げではありません。実際に、不登校をするにはとても勇気が要ります。そこまでして行きたくない何かしらの原因があるわけです。

本人が嫌がらなければじっくりと話を聞いてあげて、休ませてあげることが必要だと思います。もちろん、本人が話すことを嫌がれば、「話したくなったら、話してね。」で良いと思います。

不登校でいるのなんて、長い人生で考えたらほんの一瞬です。

さて、我が家の娘はどうなるのでしょうか? 私の役目は、大きく道を踏み外さないように、サポートするだけです。

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